ソーシャルワークマインド ー障害者相談支援の現場から
援助職の人すべてに役立つ1冊!
特徴と内容
- 援助職の参考となる事例が豊富!
-
社会的資源の見つけ方、作り出し方が詳しい!
- 自身のメンタルをどう保つかについて具体的にアドバイス!
- 相談者から学び育てられる援助職の姿が見えてくる!
書籍名 | ソーシャルワークマインド ー障害者相談支援の現場から |
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著者名 | 山下 香 |
出版年 | 2018年 |
定価 | 本体1700円+税 |
判型 | A5判並製 |
ISBN | IISBN978-4-902381-39-9 C3036 |
本の中身
目次
- 第1章 障害福祉の現場から見た当事者や家族が抱える課題
- 1「障害者」は特別な人ではない
(1)自分の中の「偏見」
(2)言葉以外のコミュニケーション - 2「障害受容」の難しさと生きづらさ
(1)自分の「障害」を受け止めるということ
(2)「生きづらさ」を決めるもの - 3守られない「人権」
(1)家族、社会から侵害される人権
(2)善意の支援者から侵害される人権 - 4親亡き後問題
(1)「この子より一日でも長生きしたい」親の願い
(2)地域で暮らすことを選べない
(3)親のケアマネジャーからつながる在宅障害者支援 - 5家族の苦悩
(1)重度心身障害児の親
(2)夫が、妻が、障害者になった
(3)親亡き後の兄弟姉妹
(4)障害者の親をもつ子ども
(5)時代格差 - 6「二次障害」という問題
(1)大人の二次障害
(2)子どもの「二次障害」 - 第2章 相談支援で大切にしたいこと
- 1その人の生き方に寄り添う支援
(1)信頼関係の構築と援助技術に基づいた技法
(2)インテークにおける五感と敬意 - 2福祉の「プロ」として「真のニーズ」を見極める
(1)入所施設を選ばない生き方 - 3自己決定とセーフティーネット
(1)同じ就職活動をくり返す人
(2)「自分らしさ」を支援する - 4権利擁護
(1)法律を活用するのは人である
(2)アドボカシー(代弁者)としての機能と専門機関との連携
(3)選ぶ力のエンパワメントと成年後見制度
(4)障害者差別解消法 - 5残された課題が地域をつくる
(1)「残された」課題に気づく支援者と気づかない支援者 - 第3章 新しい社会資源の創設という役割
- 1ケースワークを通して生み出す社会資源
(1)社会資源とは何か
(2)支援ネットワークという社会資源 - 2「残された課題」から生まれる地域課題が新しい社会資源をつくる
(1)見逃さない力とつなぎ合わせていく力
(2)施設入所者の相談支援から見えてきた地域課題とその実践 - 3計画相談支援の意味
(1)サービス支給の手続きではない
(2)プログラムは目的達成のための手段である - 4旗振り役の自立支援協議会
(1)ケースワークとソーシャルワークはつながっている
(2)一人ひとりの願いから生まれる課題への取り組み - 第4章 バーンアウトしないための私の原動力と支え
- 1「支援者」もまた支援を必要としている
- 2スーパービジョンとピアスーパービジョン
(1)スーパービジョン
(2)ピアスーパービジョン - 3コンサルテーションの力
(1)研修に参加し、自分のネットワークを広げていく
(2)私を支えた言葉 - 4相談者からの贈り物
- 第5章 相談支援に必要な視点
- 1ソーシャルインクルージョン
- 2「つなぐ」という視点
- 3支援者の願いともう一つの大切な視点
- 4私のソーシャルワークマインド